- 上原千明
婚活して医師の妻になりたい!?
おはようございます。
母婚コンの市川です。
久しぶりの梅雨の合間にお洗濯の朝です。
いよいよ7月に入り子供たちにとっては楽しい夏休みですが、
お母様方にとっては朝・昼・晩と食事のお世話で大変です。

さてさて、婚活女性のお相手の選び方でのお話。
私は少しの間某国立医系大学の学生課におりまして医学科の学生さんをたくさん見てきました。
医学科の学生には、
『この子がお医者になったら将来是非診てもらいたい』
と思うような性格もよく礼儀正しいタイプの医学生がいるかと思えば
「こんな性格の悪い学生が国のお金を使って将来医者か・・・」
大学の事務をやってる私達をはなから見下した態度で「先生」気取りの性格の悪い学生もいます。
ま、それはそれで自分が仕事をし始めたとき社会からどういう目でみられるかは自分次第なのでどうでもよいことですが、医師という「聖職」意識だけは忘れすにいてもらいたいものです。

さて、婚活市場でも女性からお見合のお相手として「医師」は人気が高く、お見合のお相手として殺到します。
『医師の妻になりたい!』
確かに普通のサラリーマンよりはるかに年収もいいし、よっぽどのことがない限り医師免許はく奪なんていうこともない安定職でしょう。
話はわたくしの子育て時代にさかのぼります。
私の子供達2人が、幼稚園から、小学校、中学校と某国立大学附属だったため、同級生の親御さんのたくさんのお医者様の方がおりまして、そういう「医師」の妻であるお母様方もたくさん見てきました。
私もかなりの教育ママで、子供たちの勉強をさせましたが、息子や娘に将来この職業にということはありませんでした。(漠然と起業家になってほしいというのはありましたが・・・)
が、しかし、医師の妻となったそのお母さん方のプレッシャーは大変なものでした。
医師の家系である家の妻は、夫からは勿論、夫の両親からも、子供を「医者に」という暗黙のプレッシャーです。
子供の頃から理科実験教室、知育教室、くもんに、塾にと夫が卒業した進学校に進ませて、将来は医学部をめざすべく勉強させるのは妻の役目。
当然地元の進学校の中学受験に向けて医師の子供たちは猛勉強です。
塾も大手と近所の2つ掛け持ち、家庭教師も2人くらい付けても当たり前。
その合間にそのほかのピアノやスイミング、サッカーなどするんですから、
お母さんはマネージャーのごとく塾やそれ以外の送り迎えをするんです。
子供の中学受験は、はっきり言って子供だけではできません。
親子一緒の戦いです。
うちの息子もそういう子たちに感化されて同じように中学受験をしましたが2度としたくない悪夢です。
確かに偏差値の高い中学受験をした子は、普通の中学3年生レベルの知識は身に付き、一生困らない基礎学力は身に付くと思います。
でも、それも中学受験勉強に向けてご主人も協力的ならば母親のストレスも半減ですが、協力的でない夫であればそれは悲惨です。

『息子の勉強ができないのはお前の監督責任だ』
とまで言われることも。
つまり、子供の成績は妻の成果なのです。
子供は敏感ですから、そういう家でのストレスを学校で発散させます。
はては普通に楽しく中学受験をしない子をいじめたり、学校の見えないところで学校の備品を壊したりと、もうトラブルも様々でした。
私はこのような医師の家系に嫁いだ奥様の苦悩をたくさん見聞きしてきたので
「お医者の奥様は思ったより大変…」
とういのが率直な感想です。
確かに高収入で安定職の医師の妻は人気ですが、医師の妻になるってことは将来こういうことは多かれ少なかれ待っているということは頭に入れておいたほうが良いです。
そして、苦しい勉強をして晴れて医師になるまで女性とお付き合いもなく来た人ほど、医者となり高収入を得始めると「女性関係」で浮気の心配も出てきます。
周りには若くて綺麗な看護師さんがいっぱいです。
若くて綺麗な女性と会う機会はいっぱい。
妻としては目を光らせても実際仕事のことは限界がありますから。
せっかく医師と結婚したのに・・・
と、ならないようにお相手を十分見極めてから決めましょうね。